雲海からのご来光

お願いしている側から出来る事

前置き

今回は、特に妻の現状を基にした考えを書いています。

勿論、妻のリスクと認知症に代表される徘徊リスクや攻撃的な性格変化・妄言と言った付き添い者に負担が多いケース、妻以上のケアを自宅で行っている方が居られる事は十二分に理解しておりますし、その苦労は私も通って来た上です。

今後の自宅介護

介護を続ける上で、多くの方のご支援無くしては成り立ちません。

自分で出来るケアも第三者のご支援を頂く事で、自分の時間に変える事が出来ます。

これは、介護鬱を予防する上ではとても大切だと言われていますし、私も実体験からそうだと思います。

裏返して、平時では防疫や予防などを必要以上に考える必要が無い方々まで現在は気を回さなくてはいけない状況が続いています。

残念ながら、現時点では今後の見通す事は困難で、生活の中に不安が蔓延しています。

そんな状況下では、残念ながらご支援を期待する事は難しいです。

私は、ご支援を頂くには支援をして頂いている側に余裕が無ければ幾ら声を上げても無駄だと思っています。

水が無い人に水を下さいと言っても無い物を分け与える事は出来ません。

この様な状況でも懸命に妻の様な寝たきりの方々の命を繋ぐ活動を続けて頂いている事はとても感謝しています。

ただ、その感情とは別に今まで以上に依存するのは危険だとも考えています。

これまで起こった動きを考えると、私達が感染しなくとも施設・事業所ごとケアがストップしてしまう可能性は十分考えなくてはなりません。

そんな状況で、ご支援にケアの割合を増やす事はかなりリスキーだと感じています。

個人的には、私の介護100%から35%を受け持って頂いていると思っています。

この35%は数字としては少ないと感じられるかも知れませんが、専門的なケアが多く私では躊躇してしまう事が多く含まれています。

その35%も、感染リスクが高くなれば事業所閉鎖となってしまえば0%になります。

最悪、長期間の閉鎖で事業所自体が辞められてしまう事まで考えています。

対策と心構え

現在、訪看さんなどに対して日常ケアの度合いを下げています。

その代わり、私では判らない状態変化や褥瘡予防、怪我の予防に時間を使って頂く様にしています。

また、外出規制などで自宅に居る事が多くなったので今まで行う機会を減らしていた排便コントロールやベットメイキングの作業をおさらいも兼ねて増やしています。

そして、気になる事があれば細かい事でも投げかけて訪看や往診担当医から意見を聞く機会を増やしています。

残念ながらこの考え方は、既に感染者が増えてリスクが現実化している地域では対応方法を模索する事すら個人レベルでは不可能となっていると思います。

これも個人的な考えですが、今までお願いしていたケアの中から無理のない範囲で少し内容を軽減してあげれば、複数件の時間が蓄積して訪問サービスの予防・防疫・手が必要な方への時間確保が出来る様になるのではないでしょうか。

依頼している介護者側から出来る協力もあると思います。

幸いな事に、私達の地域では往診や訪問サービスは平時と変わらず継続されてはいます。

しかし、どこで感染リスクが湧いて来るのか分からない事が本当に恐ろしいです。

今は、免疫と併せて心の在り方、身構え方を考える猶予を貰っていると考えています。

その時間を有効に使いたいです。

心の声

・自分達の所に来ないとは、まったく思っていない。明日かも知れないし、今日かも、数時間後かも。

・信頼していない訳では無く、むしろ信頼しているからこそ私が出来ない部分をお任せしている。

・偽善?大いに結構。私は、本気でそう考えて既に動いている。

投稿者:

ハンチントン病の介護者

ハンチントン病を発症した妻との約束、【そばに居たい】と言う言葉を胸に約15年の自宅介護を継続中。いわゆる介護鬱にならない様に、心に5段階のスイッチを用意しています。最高?最低?の時は4つ目までスイッチが入った事があります。

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