オムツを穿く選択と商品選び

色々種類があり過ぎて

自宅介護を行う様になって、介護用品の多さにビックリしました。

特に取り扱いメーカーが多く、サイズや使用目的に応じての細分化に売り場の棚の前で立ち竦んでしまったのが成人用・介護用オムツです。

自分で日常生活が出来る方向けのパンツ型から介助が必要な方向けのテープ式。オムツの交換頻度を下げる為に使用するパットや横漏れなどでベットが汚れない様に使用する防水シート。

先にも書きましたが、同じ様なパッケージで微妙な違いの使い分けを出来る様になり、自分ルールが出来上がるまでにかなり試行錯誤を行いました。

特に、妻が患っているハンチントン病は身体全体に不随意運動が起きてしまう為、寝返りも困難な静止状態を想定したメーカー推奨の組み合わせでは上手く行きませんでした。

使い始め

年齢や性別でも差があると思いますが、私たちの場合はある程度病状が進行しても遠乗りのドライブなどに行っていたので、お守り替わりの女性用の尿漏れパットをキッカケにする事が出来たので、徐々に移行して行く事が出来ました。

それでも、他の方と同様にショーツからパンツ式に移行するには時間が掛かりました。無理強いはしたくなかったので、まずは自宅で過ごす時に妻が気が向いたタイミングで汚す事が無くてもまずは穿く事に慣れて貰いました。

また、出来る限り薄い物を選択してスカートのデザインもゆったりした物にしたり、ブランケットを活用して車いすに乗っていてどう見えるかを写真を撮って客観的に確認をしながら違和感を消して行きました。

結果論ですが、ベット生活が長くなり始めるとベット上と車イスや車に乗車状態では腹圧の掛かり方が違うので外出先での交換頻度が上がっていた時期がありました。その為、パンツ式よりテープ式の方が交換が楽でした。

それ以前に、羞恥心から無理に我慢をするという時期もありましたので、本人への意志確認を行うだけでは無く、本人が行為を行える環境を付き添う側が作る必要があると気が付かされました。

試行錯誤をしてみて

各種メーカーの製品を試させて頂いて、2019年10月現在では下の製品を組み合わせています。

テープ式オムツは、ユニ・チャームさんの【 ライフリー のび~るフィット®うす型軽快テープ止め (2回分)】。

足や腰が不随意運動で動いてしまうのでどうしても横漏れリスクが高くなってしまいます。その為、お腹の張り具合が変わっても伸び縮みでフィットしてくれるこのオムツは妻に最適でした。また、薄型なので座位でも目立ちにくい所が気に入っています。

オムツの交換頻度を下げる為に使用しているパッドは、エリエールさんの【アテント 夜1枚安心パッド 仰向け・横向き寝でもモレを防ぐ 6回吸収】。

規制品の6回分の排尿を吸収してくれる中では大きめのサイズで、日中の勤務時間と寝ている時間も安心して任せています。

吸収してくれる排尿回数が少ないと必然的にケア頻度が増えてしまうので、私は何度も体位を右左に変えながら交換する事で骨折や窒息、不随意運動による怪我のリスクが上がると考えているので、朝・昼・夕・寝る前に留める様にしています。(お通じ時は勿論、別です。)

但し、上記のセットでもお通じケアや交換作業中の排尿などで不意に汚れてしまう事があります。この時に私が一番恐れているのは、褥瘡予防に使用している特殊マットが汚染してしまう事です。この特殊マットが汚染してしまったら妻を一時的に別の場所に移動させて消毒&消臭作業を行わなければなりません。

そこで併用しているのが、次の商品です。

特殊マットに掛けているシーツと妻の間に常に引いているのが、ピジョンさんの【ハビナース 耐熱防水デニムシーツ(M)】。

厚手でだけど肌触りと防水性が良く、洗濯機で洗えるので経済的です。他のシリーズより若干割高ですが、ゴムが繰り返しの洗濯で劣化してしまいひび割れて防水性が下がるよりかはしっかりしたこちらの方がコストが掛からないと思います。

お通じを柔らかくする漢方や浣腸液を使用した日には、ユニ・チャームさんの【ライフリー ふとん安心シーツ】。

これは大きめのサイズなので、縦に妻が着用しているオムツと介護浴衣の間に入れて横漏れに備えています。また、外出時にはスカート内やシートに敷いていたりしています。

それでも浴衣汚れの恐れがある時には、エルモアさんの【エルモアいちばん フラットタイプ】。

これは、小ぶりなので横にして妻のお腹と浴衣の間に置いておき、下ではなく上側に出て来る横漏れを防いでいます。また、使い捨てのシーツやフラットは吸水性があるので、洗浄時や簡易洗髪などにも活用出来るので重宝しています。

こう言う、いわゆる下のケアが上手く行く様になると気が楽になるし、思い切った外出も出来る様になると実感しました。

おまけ

因みに、商品選択を失敗して自宅介護で私は使いこなせなかった物はガムテープで封印して、入院の時などに看護師さんに使って頂いています。

ある程度使用する商品が決まってきた今でも、使い勝手を見たい商品は入院時に交換風景を見学させて頂いて、自宅でも使用するかどうかを判断しています。(手慣れておられる看護師さんと私とでは段取りに差があるので、再封印する事もあります。)

また、病院などでも排尿・排便チェックの頻度が違うのでそれに合わせてパッドの吸収回数を調整した方が経済的だと思います。妻がお世話になる際には、自宅で使用している6回分では無く、少し安価で量が多い4回分を持ち込んでいます。ただ、頻繁に見て頂けるからと言って2回分は個人的には申し訳ないかなと敬遠しています。

心の声

・ 試しにちょっとお高めの10回分吸収出来るパッドを持ち込んだら、「病院で使用するには勿体ない!」と突き返された。

・不随意運動でケア中に手がオムツ内を触ってしまう事が間々ある。こういう時には簡易でも拘束を行うべきだと考える。

・ドラックストアなどで購入する際には、大抵女性用品と同じ通路に合ったりするので、それを克服するのにも時間が掛かった。

・(災害の事を考えて)地元のお店でお気に入り商品が打ち切られない様に、ネットより割高でも極力店頭で買う様にしている。

投稿者:

ハンチントン病の介護者

ハンチントン病を発症した妻との約束、【そばに居たい】と言う言葉を胸に約15年の自宅介護を継続中。いわゆる介護鬱にならない様に、心に5段階のスイッチを用意しています。最高?最低?の時は4つ目までスイッチが入った事があります。

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