コスモス畑

妻が助かる確率を上げたい

2019/10/12 21:00現在、台風19号本州上陸による被害報告が多数報道されている。被災された方、影響を受けられた、これから向かう進路上にお住まいの方に最小のものである事をご祈念致します。

子供の頃から

妻と私、2人とも九州人です。子供の頃は、祖父母世代がよく『九州は台風銀座だからな』と言っていました。東京の銀座の様にひっきりなしに台風が寄って行くと言う意味らしいですが、銀座の意味が判らない子供の頃は「ヘー」としか言えませんでした。大人になっても銀座にはご縁が無いので、今でも「へー」としか言えないのは変わりません。

同棲時代から妻には変な癖がありました。それは、台風や豪雨になると無性に外に出たがる癖です。

どうやら、子供の頃から台風になると実家の倉庫や畑の片付けを手伝っていた経験からウズウズしてしまい、ついつい散歩や特に必要が無い買い物に出かけてしまう様でした。

※全ての九州人がこの様な行動を取るものではございません。妻が特殊なだけです。

避難所に事前相談

妻が患っているハンチントン病の病状が進行し、車いすを使って外出が増えた10年ぐらい前から避難所の担当者とお話しをさせて頂く様にしています。

当初の避難所は、住まいから車で2分ぐらいの地域の公民館でした。しかし、海抜の高さが低く風の通り道でもあるという事から支所の役割も果たしている交流センターに変更されました。交流センターまでは車で5分ぐらいの所にあり、玄関前には屋根とスロープが完備されていたので、良かったかも知れません。

その支所を兼ねた避難所は、地域内外の方々が利用される体育館で、身障者トイレと畳の談話室、地域交流の料理教室と加工品の製造が出来る調理室を備えた物であったので、大変心強いです。※難点とすれば、敷地を確保する為に幹線道路から外れており、資材搬入車と大半の住民が橋を渡らないといけない所でしょうか。

当初の公民館であれば、気心が知れている持ち回りの自治会長さんに一言言っておけば良かったのですが、管理者が市役所担当者になると少しだけ面倒でした。

どうしても、自力歩行や急変を考慮する方は基本的に想定されておられないので、「病院に受け入れをお願いされてみましたか?」や「他の方にご迷惑にならないですか?」と聞かれました。

こういう事は何度も経験させて頂いたので、疑問を持たれた時点でご担当者のお時間を頂戴して妻が生活している自宅でお話しをさせて頂きました。

この形であれば、口頭で説明するより現状をご理解を頂け、こちらもこの様な物までは自力で用意していますとお話しする事が出来ます。

勿論、当初は面倒臭い感じで訪問しない方向に持っていかれますが、疑問を抱かれた以上、責任を持ってご対応頂く様にお願いしています。だって、それが【公務員】さんのお仕事ですからね。

もう一つのお守り

現在、私は仕事とは別に地元消防団員としても活動させて頂いています。台風接近時や火事が発生した際には、団員として出動しています。

入団理由は、3つあります。

1つ目は、近隣の方や部落で生活を行う以上、協力出来る事はさせて頂きたいと言う事。また、活動を通して顔と名前を覚えて頂ければ、お願い事をする時も通りやすいと考えたからです。

2つ目は、実際に活動する流れを体験していれば、災害時に自分たちで用意しなければならない事・部落や自治体に頼れる事が分ると考えたからです。

3つ目が大本命なのですが、団員と親交を深める過程で妻の現状を伝えておけば私が近くに居ない時に起きた災害時に様子を見に行ってくれるかも知れないという事です。また、対応をお願いをする電話を掛ける際に、(申し訳ないが)『こいつだったら』とピンポイントで連絡が取れる事も大きいかなと考えています。

本番は勿論、訓練活動は真面目に取り組まなくてはいけないですし、消火栓や避難経路など覚えなければいけない事は多々ありますが、結果として打ち上げや親睦会は楽しいですし、苦にはなっていません。

表題の通り、妻が災害時に助かる確率を上げたいと考えています。それは、広い意味で私が居なくても助かる確率を上げておきたいという事でもあります。

心の声

・今回の台風の勢力と進路はマジでヤバい。

・一方的にしてもらう存在ではありたくない。

・ご自身お住いの市町村が保有する消防士&レスキュー隊員数と消防車&救急車の数ってご存知ですか?。調べるとビックリしますよ。あと、市町村の人口と隊員数が分れば、隊員1人当たり何人を受け持っている事になるのか計算してみると、広域災害に備えて地域防災と自主防災の重要性が理解して頂けると思う。

※市役所の広報もしくは【 消防年報 〇〇市(町村名) 】で検索するとまとめられた資料を閲覧する事が出来ると思います。

投稿者:

ハンチントン病の介護者

ハンチントン病を発症した妻との約束、【そばに居たい】と言う言葉を胸に約15年の自宅介護を継続中。いわゆる介護鬱にならない様に、心に5段階のスイッチを用意しています。最高?最低?の時は4つ目までスイッチが入った事があります。

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