2000円しないアナログ式のラジオ

寝たきりでもラジオが聴きたい①

操作が出来なくなっても

妻との交際以前から二人の共通のライフワークであったラジオは、今でも大切な存在です。自宅では勿論、入院している時には病室にラジオを持ち込んで、付き添いの間もイヤホンを分け合って同じ番組を聴きています。そして、面会時間が終わると妻は病室で、私は帰りの道中で続きを聞いています。時には、リクエストやトークテーマにそったエピソードを投稿して読まれた・聴いたの話しをしていました。

同棲中のドライブや病気が判ってからの通院にもラジオが常に付いていましたし、それが当たり前の生活でした。繰り返す事が出来る日常は出来る限り続けて居たいと言うのも2人共通の願いだったので、ラジオはとても大切な役割を果たしてくれています。

それに、ラジオだと映像が無い事が大前提のメディアなので、画面を長時間見続けるのが難しくなった妻でも今は何を言われているか理解する練習になっています。

妻のハンチントンの病状が進むと、自分でラジオのチューニングやイヤホンの抜き差しがままならなくなってきたので、それに合わせてラジオの使い方も変化して来ました。一番気を使っている事は、以前投稿させて頂いた様に極力介助をご担当して頂く方にお手数をお掛けしない様にする事です。

操作が不要なラジオ

まず、考えたのは病院に持ち込んでいたラジオにタイマーを付けられないかという事でした。その頃、使用していたラジオはデジタル式のラジオでチューニングが簡単に出来るとても使いやすい物でした。しかし、このラジオには30分刻みで設定が出来る自動OFF機能はついていましたが、タイマーで起動する自動ON機能はついていませんでした。

そこで、以前クリスマスの飾り付けで使用していた24時間タイマーを活用出来ないかと思いました。

このタイマーは、設定した時間の間だけ繋いだ電灯やラジオに電気を流してくれる機械になります。その為、アナログ式のラジオであればチューニングや音量が狂う事無く電源のON/OFFが出来る様になりました。

因みに、デジタル式のラジオだと通電が切れた時点でチューニングを含めた全ての設定を忘れてしまい、ラジオ本体の電源ボタンを押さないと聴く事は出来ません。

24時間タイマーとラジオを病院近くのホームセンターで購入して3,000円でお釣りが来たと思います。病院内では原則、ラジオの様な音が出る機器はイヤホンかヘッドホンをする決まりになっています。そこで、100均で見つけた小型スピーカーをイヤホンの替わりに枕の下に入れておき、頭で押さえてじっとしていると聴こえるぐらいの音量に設定しています。

先程、付き添いの間はイヤホンを分け合って同じ番組を聴いていると書きましたが、その時に使っているのがイヤホン二股分配ケーブルになります。各々のイヤホンから音が出るので引っ張り合いで喧嘩する事もありませんw。

これで、看護師さんの手を煩わせる事無く起床から消灯までラジオを聴かせて上げる事が出来ました。

次回予告

今回ご紹介した物は、1年前まで使用していた物になります。現在は、機種変更で不要になったスマートフォンとradiko(ラジコ)というアプリを活用しています。

但し、通常の使い方とは異なる為、自己責任の世界になってしまいます。しかし、病院に持ち込む道具も少なくなりセッティングも楽になりました。

心の声

・病状確認以外で写真を撮る事が無くなったので、インサート用写真撮りはなんだか変な感じ。

・24時間タイマーは使わなくなったので、小1時間ぐらい探した。

投稿者:

ハンチントン病の介護者

ハンチントン病を発症した妻との約束、【そばに居たい】と言う言葉を胸に約15年の自宅介護を継続中。いわゆる介護鬱にならない様に、心に5段階のスイッチを用意しています。最高?最低?の時は4つ目までスイッチが入った事があります。

“寝たきりでもラジオが聴きたい①” への 1 件のフィードバック

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