樹木医推定300年の古木(らしい)

夫婦として帰郷

とにかく安全運転

前回の帰郷から3ヶ月、私の仕事が忙しくなる前に4日間の休みを貰い、両家の顔合わせを行った。前回の帰郷から間が空いていないので新鮮さは少なかったが、時間を目一杯使う為に日付が変わる前に出発して、真っ暗の高速をお気に入りの音楽を流しながら車を走らせた。途中にあるサービスエリアでお土産を買い込んで、ちょこっとだけ観光牧場に寄ったりと道中を楽しむ中、2人で居る事に対して気恥ずかしさが無くなり同棲時代よりも積極的に手を差し伸べる事が出来た。

私の実家に着くと、家族が妻のご家族を迎える為に過去に記憶がない規模の大掃除をしていて思わず笑ってしまったが、心から感謝をした。その日の夜に、2人で撮ったドレス姿のアルバムを囲みながら私の両親に改めて妻の現状と今後の可能性を伝えた。妻の「ごめんなさい」と言う言葉に対して「謝る事ではないよ。おめでとう」と言う言葉を返してくれてまた心から感謝をした。

両家の顔合わせ

歩いて3分の所に住む私の伯父さん夫婦やどうして参加しておきたいと車で3時間掛かる所から駆けつけて頂いた妻の伯父さん夫婦などを始め、両家合わせて17人の小さな顔合わせ会を行わせて頂いた。 冒頭のご挨拶で全員に向けて妻の現状をお伝えしたが、事前に妻の御親類には知らない方が居て逆にビックリしてしまった。そして、2時間程の会を終え、集合写真を撮って解散となった。部屋に戻り、寝る前に「みんなが認めてくれて良かったね」と私が妻に声を掛けるとまた泣き出してしまった。特に、幼少期から離れて暮らし成人前に他界してしまった母親に代わる義母が出来た事が嬉しかったらしい。

明くる日、遠方に住んでいる私の母方の祖父母の家に行き、2人で挨拶を行う予定にしていた。道中、少し遠回りをして妻の実家そばにあるお墓参りにも行った。(この辺りの話しは長くなるので別に掲載したいと思います)妻の母親は分骨されてこちらのお墓でも祀られていたので、いつもより多めの供え花と御線香をお供えして手を合わせた。長い時間手を合わせて下を向いていた妻が、何を語り掛けていたのはか判らない。

祖父母に伝えていた到着予定時間を過ぎたが、快く迎えいれてくれ私も久々の祖母の手料理を囲んで雑談をした。母を通じて妻の病気の事は伝えて貰っていたが、それ以上深く聞く事もなく楽しい時間を過ごさせて貰った。帰りは、庭に鎮座している樹齢300年を超すと言われている梅の木を使って作られた梅干しを持たせてくれ、「色んな人が病気に効くと言っているから食べときなさい」と声を掛けられた。やはり、祖父母も気に掛けていてくれた。

同棲時代の延長だけど

翌朝、慌ただしい中だったが実家を出発し、真っすぐ帰路に着いた。着いた先には、同棲時代からお世話になる大家さん夫婦が庭の掃除をされていた。かいつまんではお話ししていたので、首尾がどうだったか気に掛けてくれていた様だった。笑顔で市販のお土産と祖父母が持たせてくれた梅干しを小分けして渡した。安堵した様にいつもの元気な声で「おかえりなさい」と声を掛けてくれた。家族以外のこの一言で新しい生活が始まる事が実感出来た。

梅干しは子供の頃から慣れ親しんだ味で懐かしく、妻も気に入った様子だった。

心の声

この時は、テーブルに2人で手書きでメッセージを書いたカードを置かせて貰った。余ったカードには、お互いへのメッセージを書いて式の前に交換した。妻に渡したカードはアルバムの中に挟んであるのを見たけど・・・。私は、心に刻んであるから大丈夫!!。内容?、・・・・・・・・・・・秘密!!!。

投稿者:

ハンチントン病の介護者

ハンチントン病を発症した妻との約束、【そばに居たい】と言う言葉を胸に約15年の自宅介護を継続中。いわゆる介護鬱にならない様に、心に5段階のスイッチを用意しています。最高?最低?の時は4つ目までスイッチが入った事があります。

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