歯ぎしりで穴が空いたマウスピース

音楽に負けないガリッ・ボリッ音

寝たきりもで歯は命

以前、Twitterの方でも紹介させて頂いた口腔ケアについてです。

寝たきり生活で、口腔ケアは大変ですが大切だと思います。飲み込みが悪くなっても食べる意欲を失わなかった妻は、PEGを造設した後も 味を楽しませる為にプリンやゼリー程度の柔らかくて飲み込みやすい物は口からの摂取を続けています。その味を楽しむにも口腔ケアはともて大切で、ハンチントン病の症状が進むと虫歯の治療や歯垢除去の為に歯科医院にお伺いして、施術イスにずっと座らせる事は困難です。

そんな妻が、ある時から歯ぎしりを始めました。最初は、1日に一回するかしないかぐらいのコリッという音が毎日する様になり、コリッがガリッ・ボリッという音に変わるまでにはそんなに時間は掛かりませんでした。原因は、ハンチントン病からくる不随意運動の流れとベット生活が長くなり下あごが奥に落ち始めて噛み合わせが変わってきた事でした。

マウスピースを作成

PEG交換の為に入院(これは別に掲載したいと考えています)した際にご相談をして、鎮静が掛かっている状態で上あごの型取りをして頂き、専用のマウスピースを作成して頂きました。それでも時間が経つと穴が空いたりする事があり、新素材が出る度に色々と試しながら現在では、指で弾いても跳ね返されるハードタイプと普通の素材だけど厚みを持たせてあるものの2種類を作成して頂いています。

歯ぎしりで穴が空いたマウスピース

訪問歯科

退院前に、自宅での口腔ケアを手助けして頂ける【訪問歯科】さんを探そうと保健所さんで配布されていた協会パンフレットを見せて貰いました。すると、私がお世話になっていた歯科医院さんも訪問歯科をされておられたので、お願いしてみるとすんなりOKを出して頂きました。私は顎が外れやすくアクビでも外れる事があるのですが、その歯科医院では処置の間も外れる事なく終わらせて頂けるので、絶大な信頼を寄せています。

退院後に現状調査に来られ、月一回の訪問をお願いする事にしました。処置を行われる際には、ポータブルの吸引器と歯を削ったり歯垢を取ったりするエアタービン(というらしい)を自宅に持ち込まれ、日常の歯磨きでは行き届かない歯垢除去などをして頂いているお陰で、現在でも食べる気力を維持出来ています。

私が出来るケア

訪問歯科さんが来て頂けると言っても頻繁ではないので、日常的なケアは私が行います。しかし、普通のやり方では歯ぎしりが酷く歯ブラシのヘッド部分を噛んでブラッシングが出来ません。そこで使用しているのが、下の写真の様な要らなくなった歯ブラシの柄にチューブを差し込んですき間を作る道具です。コツが要りますが、これでブラッシングから歯間ブラシ、マウスウォッシュまで行っています。

歯ぎしりしても口を開けさせる道具

心の声

訪問歯科の装備を説明するのに使用している写真ですが、2014年の写真になります。その為、スポンジカーペットやイスは無いし介護ベットの配置も違う。なので、散らかっているのは過去の事。今は、チガウヨ。

投稿者:

ハンチントン病の介護者

ハンチントン病を発症した妻との約束、【そばに居たい】と言う言葉を胸に約15年の自宅介護を継続中。いわゆる介護鬱にならない様に、心に5段階のスイッチを用意しています。最高?最低?の時は4つ目までスイッチが入った事があります。

“音楽に負けないガリッ・ボリッ音” への4件のフィードバック

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